ほしくずろぐ

日常と好きなものの話

12/30 今年行った演奏会まとめ

2023年の目標のひとつに「5回は演奏会に足を運ぶ」というものがあった。2022年は育児で忙しく、なかなか生演奏を聴く機会がなかったので、今年はたくさん生演奏を聴いて心を満たそう!と意気込んでいたのだ。結果として5回以上行った。その演奏会で感じたことを振り返ってみたいと思う。ちなみに、すべて管楽器の話である。

【友人が在籍している楽団の定期演奏会

人数が多い楽団で、とても聴き応えがあった。大編成には大編成の、小編成には小編成の良いところがあるけれど…人数が多いと、単純に迫力があって格好良いと思う。友人はメロディ楽器担当なので、目立っていた。この先の人生、もう一度だけでいいから、大編成で吹いてみたい。

【アンサンブルの演奏会】

サックス四重奏と、金管五重奏の演奏会。どちらも0歳歓迎の演奏会だったので、子どもと一緒に行った。子どもOKの演奏会は、曲目も子どもウケを意識してくれているので、一緒になって楽しめる。ちなみに、サックスはプロの演奏会だった。久々にプロの演奏を聴いて、私の語彙力では表現できないくらい感動して…感動した…。サックスってこんなにも良い音鳴るんだ…と楽器の魅力を再発見。

警察音楽隊消防音楽隊

子持ちでこの2つのバンドの存在に救われている人、私以外にもいると思う。屋外での演奏会が多いので、足を運びやすいのだ。子どもを連れて行った際、後方で立ち見しようとしていたら、案内係の人が席に座らないか誘ってくれた。子どもが泣いたらすぐ出ようと思うので…とやんわり伝えたところ「屋外だからどれだけ泣いても大丈夫ですよ! 気にせず座ってゆっくり聴いてください」と、あたたかい言葉をかけてもらった。本当にありがたかった。ちなみに、子どもは毎回全く泣かずに過ごしている。最近行った演奏会では、ノリの良い曲に合わせて一緒に手拍子してくれた。

【かつて所属していた楽団の定期演奏会

率直に…羨ましかった。人数が少ない楽団なので、奏者と観客の距離が近くて、とても良い演奏会だった。楽器はあるので、環境さえ整えば復帰はできるのだが、子どもが小さいうちは難しいと思う。いつかは戻れたらいいな。そして子どもも楽器に興味を持って、同じ楽団に所属してステージに立てたら幸せだろうな…と、ひそかに憧れている。とはいえ、子どもは子どもで、生きがいにできるような自分だけの趣味を見つけてくれたら嬉しい。それが楽器だったら、なお嬉しいという話。

以上。音楽は音源でも楽しめるけれど、空気の震える感覚や、奏者の緊張感、観客の一体感などはやはり演奏会でしか楽しめない醍醐味で。その楽しさを知ってしまうと、また行きたい!とつい足を運んでしまうのだ。来年も5回は行きたいな。

ちなみに、吹奏楽の演奏会では流行のポップスを演奏するのが定番だが、今年はYOASOBIの「アイドル」をかなりの頻度で聴いた。原曲に重厚感があるからか、吹奏楽でも結構映えていて良かった。吹いてみたいなと思ってしまうのは楽器吹きの性…。